【レポート】8月3日開催 YYターン!セミナー
- YY!ターンセミナー
- 2024.08.03
「移住先選びは“フィーリング”も大事」
「テレワークの新しい聖地!山口の魅力」と題して8月3日東京交通会館で移住セミナーが行われた。
埼玉県から単身移住した大竹さん
◉大竹 翔三さん
2017年、趣味がきっかけで山口県を訪れるようになり酒と食文化が合っていた事で山口県への移住を意識するようになる。移住前は通勤に往復3時間近くかかり満員電車に揺られる日々。土日は平日の疲れもあって家で過ごすことが大半を占めていた。移住について考えてはいたものの、何となくで日々が過ぎていき山口県を訪れていた2019年の大晦日。
山口で知り合った友人らとバーで飲んでいたところに成人を迎えたという女性が1人、その店を訪れたそう。バーに女性1人で初来店、しかも20歳。その時の彼女の行動力と勇気に感銘を受け、今まで何となくで考えていた移住計画が一気に進んだ。
東京都から家族4人でテレワーク移住した町井さん
◉町井 望さん
コロナ禍で夫婦ともにテレワーク。小さな子どもはようやく歩き始めてきたところで家の中を歩き回る生活。そんな時に階下から子どもの足音に対して苦情があったこともあり精神的に辛い時期に移住を意識し始めるようになった。
関東圏(千葉や神奈川)も検討したけれどいまいちフィーリングが合わない。。。コロナが落ち着いた時期にご主人の実家である岩国市に近い「周防大島町」で“お試し暮らし住宅”を申し込み、リモートも試してみて仕事にも支障がないことが分かった。
家賃は3万円、部屋は5~6室あり庭もある。海も近くてアウトドア好きな家族にとって選択肢として大きく見えてきた。しかし、即決とはならずその後もオンラインを使って色々と相談を繰り返した後、移住に至る。
移住してみて
二人とも山口県に移住したことで1日の生活時間に余裕が生まれ趣味や交流、家族との時間がたくさん取れるようになり、ストレスフリーな生活が続けられているよう。ネット環境や交通アクセスについても質問があったが、ともに「問題ないです」との回答。オンライン会議をする際には東京の方が回線が混雑していて不安定な時もあるといった話も。宇部に移住した大竹さんは「空港に行くのに1時間前に家を出たことはない、車で3、40分だし、駐車場も無料なので」と話し、離島である周防大島町に移住した町井さんは「離島だから大変そうと思われるのですが、本土とは橋も繋がっていて近くの岩国錦帯橋空港までは車で約40分なので東京に行く際には何の不便もありません」と笑顔で話していた。
移住前にやっておいた方が良いこととしては「その土地での人脈を作った方がいい。“よそ者”であることをメリットにして自分を出していくことで面白がってもらえる」
「移住コーディネーターに相談することは大事。フィーリングも大事。」
逆に移住後に困ったことを聞かれたお二人ですが、頭をかしげて「無いなぁ…」という感じ。
移住者からのメッセージ
-大竹さん:移住は大変だけれど、移住してしまえばどうにかなる。
-町井さん:移住って1人では決められないし周囲の反応も気になる。でも、言葉にすることが大事。言葉にすることでたくさんの出会いに助けられ、情報も入ってくる。
移住先と自分がマッチするかは重要な要素。有楽町にある「やまぐち暮らし東京支援センター」では移住の最初の一歩をお手伝い。移住についてなんとなく考えている状態でも大丈夫。
移住において生活拠点となる【住まい】は移住後の生活に大きく影響してきます。住宅環境含め、地域や周囲の環境など。山口県では県外に住んでいる方で山口へのUJIターンを希望される方が安心して行動に移せるように住まいに関する相談窓口『住まいのコンシェルジュ』を開設しています。家賃相場やエリア情報、住まいの仲介、紹介、空き家バンク情報など知らない土地での生活をサポートしていますのでどんなことからでもまずは気軽にご相談してみてはいかがでしょう。